女性化乳房は、単なる体脂肪の増加と誤解されやすい症状ですが、実際には脂肪と乳腺組織が同時に増えている場合や、特定の組織が過剰に発達しているケースが多く見られます。運動や食事管理だけでは改善が難しいのは、このような’構造的な変化’が関係しているためです。
当院では、まず超音波検査などによる精密な診断を行い、脂肪が主な原因なのか、乳腺組織が主なのか、あるいはその両方が関係しているのかを正確に見極めます。そのうえで、脂肪吸引と乳腺組織の切除を組み合わせるほか、皮膚のたるみを伴う場合にはライン調整も含めた、患者さま一人ひとりに合わせた手術プランをご提案しています。
治療の目的は、単に胸のボリュームを減らすことではありません。男性らしい胸の輪郭や左右のバランス、自然なラインを取り戻すことを大切にしています。女性化乳房は見た目の悩みだけでなく、心理的な負担や運動・服装の制限につながることもあります。手術による構造的な改善を通して、自信と快適に過ごせる日常を取り戻していただくことを目指しています。